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木版画作家 斎藤清

斎藤清

1907年〜1997年 物故作家。
福島県生まれ。日本の木版画家。1931年に上京して独学で絵を学ぶ。1935年に油彩画で国画会展に初入選し、翌年には国画会展版画部門で木版画を出品し入選する。1944年に朝日新聞社に入社し、1954年に退社する。サンパウロビエンナーレ等、国内外を問わず数々の賞を受賞する。1995年に文化功労者に顕彰される。故郷の会津冬景色を好んで主題としたほか、奈良京都など古都の風景や花鳥を題材に木版画に新境地を開く。欧米諸国に日本の伝統的木版画技法の解説、実技指導を行うなど、国際的な普及活動にも寄与する。

買取ポイント

斎藤清の作風

斎藤清といえば、木版で摺られた温かみがある作品ではないでしょうか。木版作家として有名な方はたくさんいますが、棟方志功と双璧をなすくらいの知名度と人気があります。市場価値では棟方志功の方が平均的に高いかもしれませんが、木版画作家の中では斎藤清の作品は圧倒的に高い部類になります。
斎藤清の特徴のひとつに<特定の地域>を題材にした連作があります。会津を中心に、京都、鎌倉など様々な場所を表現してきました。他にも日常の様子を多数描いてきました。木目が特徴的な木版と斎藤清の描く優しい作品は相性抜群です。


斎藤清の現在の評価と価値

没後20年以上経過した現在でも高い人気を誇る作家のひとりです。版画作品は枚数を摺れるため、油絵や日本画などの1点モノと比べると評価が下がる傾向ですが、斎藤清の木版は高い金額で動いています。しかしながら、斎藤清の制作した木版画がすべて高価買取できるかと言うと、作品次第となります。
高価買取のポイントは、<シリーズ>でしょう。斎藤清は地域というテーマを持って版画作品をシリーズ化していました。代表的なシリーズと、シリーズ以外の代表作をまとめましたので、参考にして下さい。

斎藤清の代表シリーズは【会津の冬】

@ 会津の冬(WINTER IN AIZU)
斎藤清の代名詞でしょう。会津の冬景色をシリーズ化して表現してきました。同じシリーズで100以上作られており、私自身が知る限り最も多い連作かと思います。重厚に重ねられた雪と古民家が描かれている作品が高価買取しやすいです。基本的に数十万円台の買取となります。
シミ等のダメージが出ている作品を多く見かけます。また、限定部数が無い作品も評価が下がります。

A 柿の会津
柿が実る時期の情景を作品にしました。冬の会津に隠れがちですが斎藤清の人気シリーズです。木版画の特徴を生かした温かみがある作品に仕上がっています。
サインや限定部数がない作品もあり、評価額は下がります。

B 代表作
シリーズではありませんが「猜疑」「凝視」などの猫を描いた作品や、「慈愛」などの仏さまを描いた作品は高い評価を得ています。具体的な金額は市場動向やコンディションにより変化しますが、作品によっては冬の会津より高価買取が期待できます。100万円を超える作品もあります。

C その他
作品の種類が多いため全部紹介することは難しいですが、奈良・鎌倉・京都などを舞台にした作品や人物を描いた作品もあります。すべてが同じ価格ではなく同じ場所を描いた作品でも買取価格の違いは出てきます。
作品の市場評価に応じてご提案させていただくため、お気軽にご相談ください。

斎藤清の作品をご売却をご検討の際は、LINEやメール査定がおススメです。作品数の多さとコンディション面を考慮すると、お電話で詳細をお教えいただくよりも画像で判断させていただいた方が具体的なご提案ができます。
画像を用意できない方は無料の出張査定も行っているため、お気軽にご相談ください。

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斎藤清の作品

会津の冬 15-20

■会津の冬(115)西会津 軽沢(1996年)
会津の冬シリーズの最晩年作品です。スッキリとした構図で雪の重厚感が表現されています。買取金額は15万〜20万円です。

柿の会津 15-20

■柿の会津(26)(1983年)
空間を上手くいかした作品です。買取金額は15万〜20万円です。

凝視

■凝視(2)
人気構図の猫を描いていますが、こちらの作品はそこまで評価は高くないです。

さつきの会津(6) 20-25

■さつきの会津(6)(1992年)
買取金額は20万〜25万円です。

会津の冬(68) 猪苗代湖 20-22

■会津の冬(68) 猪苗代湖(1987年)
買取金額は20万〜22万円です。

稔りの会津(13) 5-7

■稔りの会津(13)(1990年)
買取金額は5万〜7万円です。

会津の冬(36)

■会津の冬(36)(1979年)

会津の冬(56)

■会津の冬(56)(1982年)

石庭 京都(C)

■石庭 京都(C)(1965年)

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