三岸節子作品の買取・査定相場と最新の買取価格を公開

日本

三岸節子

ミギシ セツコ

買取相場

種類 モチーフ 買取相場
油彩 赤や黄色の花(立体マチエール) 100万~300万円
油彩 花(初期作品) 数十万~100万円
パステル 風景画など  数万~50万円
版画  数千円~3

※掲載時の相場のため、最新の買取価格はお問い合わせください.

※内容により取り扱いが難しいケースもございます.

評価の高い作品の特徴

三岸節子の作品は、特に油絵、パステル、版画で高い評価を得ています。彼女の作風は鮮やかな色彩と豊かな質感が特徴で、技法や作品のコンディションにより査定額が異なります。

それでは、技法ごとのポイントを見ていきましょう。

油絵

三岸節子の油絵は、色鮮やかな赤や黄色などの花のモチーフが高評価です。特に赤や黄色の花が画面全体に広がり、立体的なマチエールが施されている作品は高価買取しやすいです。これらの作品は100万~300万円台の価格帯になることが多いです。

逆に、花が画面の5割程度で色味が暗いものや、作家の初期作品とされる場合は、数十万~100万円になります。

 

油絵は湿気によるワレやカビが発生しやすいため、保存状態が重要です。

原画作品は<東美鑑定評価機構鑑定委員会>が所定鑑定機関になりますが、鑑定書が無くても査定は可能です。お気軽にご相談ください。

パステル

パステル画は油絵ほど高額にはなりませんが、繊細なタッチと柔らかい色彩が魅力です。

大きさや描き込みの程度により査定額が変わり、一般的には数万円から50万円程になることが多いです。特に風景画などのすっきりとした作品ですと、10万円を下回る場合もあります。

版画

三岸節子の版画はリトグラフやシルクスクリーンで制作されています。生前の作品も遺族監修の作品も、現在の相場では大きな価格差は見られません。

保存状態が評価に影響するため、シミや退色がないことが重要です。版画の価格帯は数千円から3万円程度です。

三岸節子の評価ポイント

高価買取のポイントは<赤・黄>でしょう。
油絵、版画に共通して、画面いっぱいに花が描かれた作品は特に高評価です。色鮮やかでインパクトのある作品ほど査定額が高くなる傾向があります。

お客様の声

女性・60代 満足度 ★★★★★

三岸節子の絵を査定しに店頭に持ち込みました。担当の方はとても丁寧に査定してくださり、思ったより高値で買い取っていただきました。父が大切にしていた作品なので、満足のいく評価をいただけて感謝しています。

女性・40代 満足度 ★★★★★

実家の整理中に見つけた三岸節子の絵を、出張買取で査定してもらいました。担当の方は非常に親切で、詳しい説明をしてくださったので安心してお任せできました。査定額も納得できるもので、良い体験ができました。

三岸節子の魅力を深掘り

三岸節子

ミギシ セツコ

1905年~1999年 物故作家。
愛知県中島郡起町(現在の一宮市小信中島)生まれ。16歳の時に上京し本郷絵画研究所で岡田三郎助に師事する。女子美術学校を卒業後、1924年三岸好太郎と結婚して、三岸黄太郎が生まれる。1934年に三岸好太郎急逝。子供を抱えて苦しい生活をしながらも、1946年女流画家協会を創立。
後に菅野圭介と事実婚するが、フランスへ旅立つ際に別れる。以後20年フランスで生活し、晩年は神奈川県大磯町で過ごす。1994年には女性洋画家として初の文化功労者に選ばれる。女性画家の地位向上へ尽力した画家の一人である。
2024年1月に一宮市三岸節子記念美術館でコレクション展「花より花らしく」が開催された。

三岸節子

三岸節子の作風

  1. 三岸節子といえば、<花>や<風景>を題材にした絵画作品ではないでしょうか。明治・大正・昭和・平成の時代を超えて生きた女流画家です。日本画壇における女性の地位向上を目指し女流画家協会を設立し後世に大きな影響を与えました。
    花や海外風景のイメージが強いですが、フランスのブルゴーニュで<木>というテーマを見つけて取り組んでいたそうです。
    過去のインタビューでは「絵を描きたい炎が消えなかった」や「キャンバスに自分の命を写す」などの言葉を残し、その集大成の一つが燃えるような<花>ではないのかなと感じました。また「色を重ねるたびに私の場合は美しくなる」との言葉から厚塗りの重厚な油絵作品が生まれたのではないかと思います。「生きること」を作品に込めた力強い作画が特徴で、時代ごとに作風が変化しますが主に「色彩画家」として認められています。
  2. 三岸好太郎や三岸黄太郎との関係性

  3. 芸能人には有名人一家などが存在しますが、芸術の世界でも有名な一族が多数います。三岸節子を中心とする親族もそのひとつです。
    主に有名なのは夫・三岸好太郎(1903-1934)と息子・三岸黄太郎(1930-2009)ではないでしょうか。どちらも「こうたろう」と呼ぶため、業界内では黄太郎の事を「きたろう」と呼んだりします。夫・好太郎は若くして亡くなったため作品数も少なく、希少性が高いため、没後80年以上経過した現在でも高い評価を得ています。好太郎と比べると黄太郎は落ち着いた価格帯になる印象です。
  4. 「一宮市三岸節子記念美術館」で三岸節子の作品が鑑賞可能

  5. 三岸節子の生家跡に建設され、1998年に尾西市三岸節子記念美術館として開館。その後市町村合併に伴い、一宮市三岸節子記念美術館となりました。
    館内ではコレクション展として三岸節子の作品の常設展があります。三岸が20歳の時に描いた自画像や代表作とも言える花の絵、そして交流のあった荻須高徳の作品などを鑑賞することが出来ます。またそのほか様々な作家の作品を展示する特別展が行われています。地域や子供たちとのコミュニケーションも同時に図れる楽しいイベントや催しも企画されています。

三岸節子の代表作

  • 花

    花(油絵)

    出来はかなり良いです。三岸節子の魂が宿っているような生命力を感じます。150万円~250万円の査定額になります。

  • 静物

    静物(油絵)

    三岸節子の構図では珍しい静物作品です。油絵ですが代表的なモチーフではないので厳しい評価になります。15~30万円前後になります。

  • 黄色い花

    黄色い花(版画)

    こちらは版画ですが、没後に作られた作品です。その為、生前作品と比べて評価が下がります。査定額は1~2万円前後になります。

  • 花瓶の花

    花瓶の花(版画)

    代表作とも言える色鮮やかな花の版画です。版画作品はシミやヤケに弱いので注意が必要です。退色があると査定価格に響いてきます。

  • 花

    花(版画)

  • 花 ヴェロンにて

    花 ヴェロンにて(版画)

0120-89-0007 営業日10:00〜18:00 日祝休み メール LINE