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襖絵買取・高額査定 | 襖絵売るなら獏

買取相場

2025年1月現在

作家名 モチーフ 買取相場
富岡鉄斎 山水図 数十万~100万円以上も
千住博 風景画 数十万~100万円以上も
横山大観 山水画 数十万円前後
棟方志功 人物図 数百万円前後
江戸・明治の絵師 山水画 数万~10万円以上も

※掲載時の相場のため、最新の買取価格はお問い合わせください.

※内容により取り扱いが難しいケースもございます.

よくあるご質問

人気作家と高価買取が期待できる襖絵とは

  • 著名な作家の作品か

    襖絵の中でも高価買取されやすいのは、著名な作家による作品です。特に、富岡鉄斎や横山大観といった近代日本画を代表する画家や、現代アートで活躍する千住博の作品などは、国内外で評価が高く、美術市場でも希少価値が認められています。これらの作家は、その技術力や個性豊かな画風、歴史的意義により、美術愛好家やコレクターから高い需要があります。また、保存状態が良く、由来が明確な作品はさらに価値が高まるため、査定時に有利となります。

  • コンディションが良いか

    襖は紙や布を使用しているため、湿気や経年劣化による破れ、汚れ、色あせが発生しやすく、保存状態が悪いと価値が大幅に下がります。一方、ダメージが少なく、絵画部分が鮮明に残っている襖絵は、貴重な美術品として高く評価されます。また、修復が適切に行われた場合も、一定の価値が維持されることがあります。査定前に保管状態を整え、専門家に相談することが大切です。

  • 襖絵

    描き込みが多いか

    襖全体を大胆に使い、細部まで描写された作品は、その完成度や芸術性が高く評価されます。特に、背景や主題がしっかり描かれているものは、空間の広がりや奥行きが感じられるため、鑑賞価値が高まります。一方で、スペースが広く空いている作品や、装飾性が乏しいものは、迫力や見栄えに欠け、買取価格が抑えられることもあります。襖の大きなキャンバスを最大限に活かした作品ほど高価な査定が期待できます。

損をしないために知っておきたい査定のポイント

綺麗な保存状態を維持しておく

作品の価値を高めるためには、色褪せ、汚れ、破損がない清潔な状態の維持が必要です。修復歴がある場合、その修復が丁寧に行われていることも重要ですが、大きなマイナス要因となります。

付属品を揃えておく

付属品には、屏風を入れるケース、製作者の作品証明書(共シール、共板など)、美術館や鑑定機関の証明書があります。これらがあると評価しやすい傾向です。

作家の評判を把握する

知名度、画壇や美術史における高い評価、受賞歴を持つ作者の作品は、市場で高値で取引される可能性があります。これらの要因は作家の評判を示し、作品の価値を高める重要な要素です。

襖絵の今後の動向

襖絵

2025年現在、住環境を考慮すると大型の美術品である襖絵は売買される頻度はそこまで多くはないでしょう。また性質上、二次流通で求められるジャンルではないため、ある程度条件が揃わないと高価買取は難しいでしょう。

襖絵とは?査定員がわかりやすく解説

定義

襖絵とは、和室の仕切りとして用いられる「襖」に施された絵画のことです。襖は、木製の骨組みに紙や布を張ったもので、空間を仕切りながらも、装飾的な要素を加える重要な建具です。その表面に描かれる襖絵は、和室の美観を高めるとともに、室内装飾の主役とも言える存在です。

襖絵

特徴

襖絵の特徴は、大きく分けて以下の3点が挙げられます。
まず「装飾性」です。襖絵は部屋の雰囲気を左右する重要な要素で、花鳥画や山水画、歴史的な人物画など、多彩なテーマが空間に独自の美を加えます。次に「視覚的インパクト」。襖一面をキャンバスとした絵画は、大胆で迫力のある表現が可能で、鑑賞者に強い印象を与えます。最後に「歴史的背景」。平安時代から続く伝統美術として、狩野派など歴史的な絵師たちによる名作が多く生まれ、金箔を用いた金碧障壁画のような豪華な技法も発展しました。このように、襖絵は美術的・文化的価値が高く、日本の伝統文化を象徴する存在です。

歴史

襖絵の歴史は、平安時代から室町時代を経て江戸時代にかけて発展してきました。平安時代には、襖は貴族の邸宅で寝所の仕切りとして使われ、「衾(ふすま)」という寝具に由来しています。この時期、襖は実用性が重視されていましたが、室町時代になると、技術の向上と禅宗の影響を受け、襖に絵画が施されるようになり、装飾的要素が加わりました。

 

室町時代には、武士階級が権力を象徴するため、金箔や豪華な絵を用いた襖絵が登場します。特に画僧や狩野派の絵師たちが活躍し、襖絵は単なる仕切りではなく、芸術作品としての地位を確立しました。江戸時代には、襖絵のテーマや技法が多様化し、自然や花鳥を描いた作品が広く親しまれました。

 

現代においても伝統的な技法を用いた襖絵が制作される一方、現代作家の新しいアプローチが注目されています。このように、襖絵は時代ごとに進化し、日本の美術史や文化において重要な役割を果たしてきました。

長沢芦雪の「虎図襖」
大胆な構図とユーモアが光る名

長沢芦雪(ながさわ ろせつ)の「虎図襖(とらずふすま)」は、1786年に制作された襖絵で、和歌山県無量寺に所蔵される重要文化財です。この作品は、襖6面にわたって描かれ、虎と龍が向かい合う構図が特徴です。特に虎は、人の背丈を超える大きさで描かれ、そのリアルな描写と大胆な構図が見る者に強い印象を与えます。一方で、虎の顔が猫に似ていたり、尻尾が異常に長いといったユーモラスな要素が、芦雪独特の遊び心を反映しています。また、虎図の裏面には、同じ姿勢をした猫と魚が描かれており、虎を「魚目線で見た大きな猫」として表現するユニークな仕掛けもあります。この作品は、1981年にロンドンで開催された展覧会でも展示され、躍動感あふれる表現が海外からも高く評価されました。「虎図襖」は、芦雪の才能と創意工夫が凝縮された一作であり、日本の伝統美術の魅力を体現しています。

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