
マルク・シャガール作品の買取・査定相場と最新の買取価格を公開
海外
マルク・シャガール
マルク・シャガール
評価の高い買取実績
マルク・シャガールの作品は、作品の種類や保存状態などにより買取価格が異なりますが、「サーカスM504」を141万円、「ニンフたちの洞穴での婚礼の祝宴」を130万円、「花束と恋人」を110万円で買い取るなど、さまざまな作品の買取実績がございます。
買取相場
| 種類 | モチーフ | 買取相場 |
|---|---|---|
| 原画(油絵・水彩) | - | 数百万~1億円以上 |
| 版画(サインあり) | - | 10万~300万円 |
| 版画(サインなし) | ダフニスとクロエ/サーカス | 数十万円 |
| 版画(サインなし) | - | 数千円~数 |
| リトポスター | 全般 | 数万円~十 |
※掲載時の相場のため、最新の買取価格はお問い合わせください.
※内容により取り扱いが難しいケースもございます.
評価の高い作品の特徴
シャガールの原画作品は、ピカソと同様に市場に出回ることが非常に少ないため、国内では版画作品が主に取引されています。そのため、当社へお問い合わせが多いのは版画作品です。版画にはいくつかの種類があり、それぞれの特徴と評価のポイントをわかりやすくご紹介いたします。
原画(油絵・水彩画)
シャガールの油絵作品は非常に需要が高く、価格帯も数百万円から1億円を超えるものまで多岐にわたります。市場で出回ることは少なく、その希少性から高い評価を受けています。特に初期の作品は評価が高く、制作時期が古いほど価値があるとされています。
中でも、シャガールがロシアにいた時期や、初めてパリに渡った頃の作品は最も評価が高く、コレクターからも人気があります。宗教的なテーマを持つ作品は特に価格が高くなる傾向があり、さらにシャガールらしい青色が多く使われた作品は、より高額で取引されることが多いです。
版画(サインあり)
サイン付きの版画は価値が高く、10万円から300万円ほどで取引されています。特に作品のサイズが大きいものや、色彩が鮮やかなものは高く評価される傾向にあります。版画(サインなし)
版画(サインなし)
サインのない版画は比較的安価で、数千円から数十万円の価格帯です。シリーズ作品である「ダフニスとクロエ」や「サーカス」はサインがなくても高く評価されるため、数十万円の価格が付くこともありますが、それ以外の作品は基本的に数千円から数万円での取引が一般的です。
リトポスター
リトポスターは、版画の中に文字が印刷されたもので、サインや限定部数がなく広告用に制作された作品です。通常の印刷ではなくリトグラフ技法で作られているため、コレクション価値が多少評価されており、数万円から十万円ほどの価格がつくこともあります。
マルク・シャガールは、日本国内で非常に人気が高く、主要な美術館にも数多くの作品が収蔵されています。現在でもギャラリーやデパートで販売が行われており、バブル期と比べて価格は落ち着いた印象ですが、依然として売買が活発な作家の一人です。
シャガールの作品査定についてのご相談は、ぜひ当社へお任せください。豊富な経験と実績を活かし、お客様のご要望に沿った最適なご提案をいたします。
マルク・シャガールの評価ポイント
高価買取できるかの分かりやすい判断ポイントは【サイン・限定部数】の有無でしょう。現代版画は作家のサインと限定部数と呼ばれるナンバリングが記されているのが一般的です。しかしながら、シャガールの一部作品には記されていないものも存在し、評価が下がる傾向です。一部の作品はサイン等が無くても金額が付く事もありますが、厳しい評価になる事が多でしょう。
買取実績一覧
お客様の声
女性・50代 満足度 ★★★★★
マルク・シャガールのリトグラフを出張買取でお願いしました。担当の方が迅速かつ丁寧に査定してくださり、思っていたよりも高い金額で買い取っていただけました。父が大切にしていた作品が正当に評価され、非常に満足しています。ありがとうございました。
女性・60代 満足度 ★★★★★
マルク・シャガールの版画を手放すことになり、出張買取を利用しました。担当の方が親切で、作品についての説明もわかりやすく納得できました。思い出のある作品でしたが、丁寧に扱ってもらえて安心しました。次回もまた利用したいです。
マルク・シャガールの魅力を深掘り
マルク・シャガール
マルク・シャガール
1887~1985 物故作家。
帝政ロシア・現在のベラルーシで生まれる。両親はユダヤ人。1907年からペテルスブルク美術学校(サンクトペテルブルグ)で学ぶ。1909年からレオン・バクストのズヴァンツェヴァ美術学校で学ぶ。1914年にベルリンで初個展を開催する。初期の作品は印象派風。1915年に母が病死し、同年結婚する。1922年に版画家ヘルマン・シュトックと出会い、銅版画技法を習得する。同年最初の銅版画「わが生涯」を制作する。1923年にフランス・パリへ渡る。1939年にカーネギー賞を受賞する。1941年には第二次世界大戦が開戦され、ナチスの迫害を避けてアメリカへ亡命する。1944年に亡命先のアメリカで妻を亡くす。1945年にニューヨーク近代美術館及びシカゴ・アート・インティテュートで回顧展を開催する。1950年にフランス国籍を取得し、1952年に再婚する。1963年に東京、京都で大回顧展を開催する。1976年に東京国立近代美術館で個展を開く。
2023年に世田谷美術館で「マルク・シャガール 版にしるした光の詩」が開催された。長島美術館で「マルク・シャガール 版画展 サーカス」が開催された。
2024年に新潟市新津美術館で「シャガール展 詩情と愛-8つの版画集より」、丹波市立植野記念美術館で「開館30周年記念 シャガール展」が開催された。

マルク・シャガールの作風
初期の作風は印象派的でしたが、徐々に神秘的な作風を確立させます。エコール・ド・パリの中心的な人物であり、キュビスムやシュルレアリスムなどの前衛的な手法を独自に解釈し、ロシア系ユダヤ文化としてのアイデンティティを融合させた作風で大きな評価を得ました。旧約聖書やユダヤ文化を独自の解釈で描き、20世紀で最も評価されたユダヤ人画家ではないでしょうか。
シャガールの作品を存分に味わうことが出来る場所が国内にもあります。青森県立美術館です。展示室に入ってすぐに、縦・横21m、高さ19m、四層吹き抜けの大空間が設けられています。アレコホールと呼ばれるこの大きなホールには、バレエ「アレコ」の背景画が展示されています。第二次世界大戦中、ナチス・ドイツの迫害から逃れるため亡命していたアメリカで、「バレエ・シアター(現アメリカン・バレエ・シアター)」からの依頼で制作したものです。作品としては最大級のサイズでシャガールの持ち味を存分に味わうことができます。世界的芸術家であるシャガールの逸品を国内で見る事が出来るのは、日本人にとって大変幸運なことだと思います。
マルク・シャガールの代表作
-

ベンジャミン族「エルサレムウィンドウ」より(リトグラフ)
-

魔笛(リトポスター)
3000部限定の作品です。












