
美術品を買取に出すときの注意点は
亡くなった父は美術品が大好きで、生前は自分で使えるほぼすべてのお金を絵画や骨董品につぎ込んでいました。 私が中学生のときに家のリフォームをしましたが、その一番の目的は、美術品を状態よく保存できる専用の部屋をつくることで、工事を父任せにしていた母も、工事の途中までそのことを聞かされていなくて大喧嘩をしていて、最終的は父が必死になって謝っていたのを覚えています。 そんな父も昨年他界して、今も形見として実家の美術品の専用部屋には、私たちではよく価値の分からない品がたくさん眠っているのですが、父の三回忌も先日終了して、母も最近めっきり歳をとってきて心配なので、長男の責任として私が家族を連れて実家に戻り、母と一緒に暮らすことを決意しました。 子供が2人いて、部屋数も足りないので、専用部屋を使うために骨董品店などに買取に出そうと思うのですが、美術品を買取に出す際の注意点があれば教えてください。 |
できるだけ多くのお店から見積りを取りましょう。
日用品を主に買取しているリサイクルショップでも、その分野に精通している査定員でなければ、価値あるものを安く買取られてしまう危険性があります。 何の知識もない素人が見ると、1円の価値もないものに、百万円以上の値が付く可能性がある美術品を買取に出すときには、わずかでも高額商品の可能性があるなら、各分野に精通した鑑定士がいる買取店を選択しなければいけません。 しかし、素人がそのようなお店かどうかの判断することは困難なので、手っ取り早くそれを調べる方法として、できるだけ多くの買取専門店を探して、複数店に鑑定依頼をすることが最善策だと考えられます。 近くに美術品や骨董品を専門に買取しているお店がなくても、今ではネット上に全国から買取を行っているお店がたくさんあります。 ほとんどのお店が見積りには無料で対応しているので、面倒臭がらないで、一店でも多くのお店に診てもらいましょう。 |