水墨画

水墨画の買取実績

水墨画を買取のお客様の声

  • 「穐月明-籠の牡丹」をお買取り

    穐月明-籠の牡丹

    ★★★★★

    出張買取/ 東京/ 女性・50代/

    レビューコメント

    遺品整理で出てきた墨彩を買取していただきました。作品の歴史的価値や美術的価値を教えていただき、祖父が大切にしていた作品を大切に扱っていただけて安心しました。親切で温かい対応に心から感謝しています。

    遺品整理で見つかった墨彩を大切に扱うことができ、お客様に安心していただけたことを嬉しく思います。私たちは、作品が持つ歴史的、美術的価値を重視し、それぞれの作品に敬意を払っております。今後も心を込めて対応させていただきます。

    楜澤

査定士紹介

  • 小林 査定歴:13年 得意分野:美術品全般

    美術品・芸術品とは文化です。しかるべき状態で後世へ残すべきだと考えております。人それぞれ美術品に対しての好みや熱量は異なる事が多く、最も悲しいのは専門外の業者に処分依頼をしてしまうケースです。 詳しくみる
  • 山本 査定歴:6年 得意分野:九州エリアの陶磁器

    私には業務の中で大切にしている考え方があります。それは、「作品だけでなくお客様の思い出もお取り扱いしている」という事です。何気ない風景画や人物画が実はお客様にとっては思い出の場所だったり、ご家族を投影したものだったりします。それを手放されるという事は非常に苦しいことかと思います。 詳しくみる
  • 楜澤 査定歴:2年 得意分野:ファインアート

    小学生の頃にモーリス・ユトリロの≪コタン小路≫という作品に魅せられて絵画に関心を持ち始め、学生時代は西洋美術史を専攻しておりました。 美術館や画材・額縁店でのアルバイトを経て一度は教育関係の職に就いたのですが、やはり美術に関わるお仕事をしたいという思いが強く、獏に入社をして現在に至ります。 詳しくみる
  • 正村 査定歴:3年 得意分野:絵画・陶磁器

    美術品が昔から大好きで、縁があり美術品の買取専門店でお仕事をさせていただいております。 日々多くのお問合せやさまざまな作品やお客様と出会う中で気づき、私が大切にしていることがあります。 詳しくみる
  • 立石 査定歴:4年 得意分野:現代アート

    美術品に携わる仕事を始めてまず感じたのが、単に商品の売買を行う仕事ではないというところでした。 ほとんどの方にとって当てはまることだと思いますが、私もこの仕事をしていなかったら絵画や茶道具、骨董品などに触れることは少なかったと思います。 詳しくみる
  • 金久 査定歴:3年 得意分野:油絵・版画

    美術品に携わる仕事は、単なる商品の売買ではなく、お客様の人生や歴史に触れる貴重な機会であると強く感じます。絵画や茶道具、骨董品など、一つ一つの作品には、作り手の想い、持ち主の思い出、時代背景などが込められており、それらを丁寧に読み解き、お客様に最適な提案をすることが求められます。 詳しくみる

取り扱い作家一覧

取り扱い作家一覧

水墨画買取対応エリア

全国で出張買取を行っています
お気軽にお問い合わせください

東京・愛知・大阪・広島・福岡に店舗を構え、日本全国で買取を行っています。
迅速な対応を心がけておりますので、是非お気軽にご相談ください。
美術品を押し入れに閉まっている・お部屋に飾っている状態でも大丈夫です。

出張料金は
無料です!
お気軽にご連絡
ください!

店舗情報


買取方法・流れ


  1. Step01

    まずはお気軽にお問合せ下さい。

    まずはお電話メールLINEにてお問い合わせください。
    ※内容により画像(写真)で判断させていただく場合もあります。
    お問い合わせ前に作家の名前や詳細など確認していただけるとスムーズですが、何も分からなくても大丈夫です。
  2. Step02

    出張査定(無料)

    出張買取(無料)専門のスタッフが約束の日時にご訪問させていただきます。
    当日、新たに査定して欲しいものがある場合も歓迎いたしますので、ぜひご用意ください。
    ※作品によっては後日買取金額の回答をさせていただく場合もあります。
  3. Step03

    現金お支払い

    査定金額にご納得いただけましたら、その場で現金にてお支払いします。
    当日中に作品も引き取りますので、基本的には1日で完結します。
    お振込にも対応しております。

    <必要書類>
    ※現住所が記載されているものに限ります。
    ・身分証明書 (運転免許証、保険証、パスポート、外国人登録証など)
  1. Step01

    電話/LINE/メールにてお問い合わせください

    美術品の詳細をわかる範囲でご教示ください。(作家名・サイズ など)写真を送付いただけると、より具体的な査定額のご案内が可能となります。
  2. Step02

    査定価格のご連絡

    いただいた情報を基に、おおよその買取金額をお調べしてご連絡いたします。
    査定は無料、金額にご納得いただけない場合は勿論お断りいただいて構いません。
    ※作品によっては、現物を見てからでないと判断出来かねる場合もございます
  3. Step03

    売却品を発送いただく

    査定価格にご納得いただけましたら、弊社から必要書類をお送りします。
    書類にご記入いただき、弊社東京本社宛に着払いにてお送りください。
    梱包材がお手元に無い場合、無料でお送りしますのでお知らせください。
    作品によってはお客様にご用意をお願いする場合もございますこと、予めご了承ください。
  4. Step04

    お荷物が弊社に到着

    コンディション等を確認させていただき、最終的な査定価格と登録番号を記載した「確認書」をお客様のご自宅へお送りします。
    ※最終的な査定価格にご納得いただけない場合はキャンセルも可能です。
    ※作品によっては返送時の送料をお客様負担とさせていただく場合がございます。
  5. Step05

    買取金額のお支払い

    必要な情報をご教示いただいた後、お客様指定の銀行口座へお振込みいたします。
  1. Step01

    電話/LINE/メールにてお問い合わせください

    完全予約制となりますので、まずお問い合わせをお願いいたします。
    美術品の詳細や、来店希望店舗・来店希望日時をお知らせください。
    内容によっては、この時点でおおよその買取金額をお伝え出来ます。
    【電話問合せ先】0120-89-0007(通話料無料)
    【店舗所在地】
    東京店:東京都大田区大森北3-5-7ロイヤルビル1階 詳しくはこちら>>
    大阪店:大阪市中央区内平野町1-1-5 西大手前ビル103号 詳しくはこちら>>
    福岡店:福岡市博多区諸岡2-4-1大和ビル103 詳しくはこちら>>
  2. Step02

    店舗へ美術品をお持ち込みください

    ご予約日時に、売却を検討されている美術品を店舗へお持ちください。
    ※売却時には身分証明書が必要です
    現住所が記載されている運転免許証・マイナンバーカード・保険証・パスポート等をご持参ください
    ※駐車場のご用意はございません。恐れ入りますが、近隣のコインパーキングをご利用ください。
    なお、福岡店は専用駐車場がございますので、ご希望のお客様はご案内いたします。
  3. Step03

    査定価格をご提示

    美術品を拝見し、査定価格をお伝えします。
    当日に売却せず、一旦お持ち帰りいただくことも可能です。
    ※作品によっては査定価格のお伝えが後日となる場合もございます
  4. Step04

    買取成立 お支払い

    査定価格にご納得いただけましたら、その場で現金にてお支払いいたします。
    お振込みも対応可能です。
  1. Step01

    お申込み

    まずはお電話・メール査定・LINE査定からお問い合わせ下さい。
    作品画像や詳細を合わせてお送りいただけますとスムーズにやり取りできます。
    まったく分からなくても問題ございません。
  2. Step02

    簡易査定

    いただいた情報をもとに大まかな落札予想金額をご提案させていただきます。
    オークションという性質上、希望的観測ではなく相場通りの金額でご提案させていただきます。

    鑑定書の取得が必要な作品の場合は当社で代行も承っております

  3. Step03

    作品のお預かり

    簡易査定にご納得いただけましたら作品をお預かりさせていただきます。
    出張・お持ち込み・宅配にて対応しております。
    お住いのエリアや作品の内容によってご相談させていただきます。
  4. Step04

    代行契約

    現物を拝見させていただき作品コンディション等をチェックさせていただきます。
    その後、具体的な最低落札価格を設定させていただきます。
    最低落札価格に満たない場合はご返却させていただきます。
    ご納得いただけましたら契約書を交わさせていただきます。
  5. Step05

    業者間オークションへ出品

    契約書通り進めさせていただきます。

    オークションにより強みのジャンルが異なるため、作品によっては別日になるケースもございます



  6. Step06

    お支払い

    落札金額から手数料を差し引いた金額をお支払いさせていただきます。

    具体的な手数料は下記を参照ください


    お振込みの場合はオークション終了後3営業日以内にご入金させていただきます。

水墨画のよくある質問

  • 水墨画か印刷か判断できないのですが。

    水墨画の印刷作品も存在します。近年はかなり精巧に製作されているため専門家でも判断に困るケースもあります。そのため、絵画を専門で買取している業者に査定依頼を出すことをオススメします。

  • 水墨画に関する知識がないのですが…。

    弊社では、水墨画に関する知識がなくても安心してご利用いただけるよう、丁寧にご説明させていただきます。

  • 水墨画の保管方法についてアドバイスはありますか?

    直射日光を避け、湿度と温度が安定した場所で保管してください。水墨画は基本的に紙に描かれている事が殆どです。そのため、シミなどが目立ってしまい価値を毀損します。

  • どんな水墨画が買取対象ですか?

    時代や作者、状態に関わらず、様々な水墨画を査定しております。200~300年経過している作品から現代アートまで幅広く取り扱っております。

  • 古い水墨画でも価値はありますか?

    はい、価値はあります。古いだけではなく著名な作家の方が価値は見出しやすいでしょう。

  • 適正な水墨画の価格を知る方法はありますか?

    適正価格を知るには、専門の買取業者に査定を依頼するのが最も確実です。複数の業者に相談することで、市場価値の感覚を掴むことができます。

  • 作品の価値はどのように判断されますか?

    価格評価は、年代、作者、技法、保存状態、市場での需要に基づいて行います。特に作家の知名度や需要が大きな影響を与えます。これらの要素を総合的に考慮して査定額を決定しています。

水墨画の買取相場

2025年1月現在

作家名 モチーフ 買取相場
渡辺省亭 花鳥画 数万~数十万円前後
川合玉堂 風景 数万~数十万円前後
熊谷守一 数十万~100万円以上も
篠田桃紅 数十万~100万円以上も
竹内栖鳳 風景 数万~10万円以上も

水墨画を高く売るポイント

綺麗な保存状態を維持しておく

背景が白地(紙や絹)の事が多いため、少しのシミでも非常に目立ちます。作品によっては修復もできますが、その費用分の買取金額は下がるでしょう。

付属品を揃えておく

水墨画は日本画家が制作されている事が多いです。その場合は共箱や共板と呼ばれるような作家の名前とタイトルが入った付属品が必要となります。もし、手元に無いようであれば売却時までには用意することをオススメします。

作家の評判を把握する

知名度、画壇や美術史における高い評価、受賞歴を持つ作者の作品は、市場で高値で取引される可能性があります。特に画集などに掲載されている作品はより評価しやすい傾向です。

作品の希少性を理解する

有名な作者、古い時代の作品、珍しい題材の作品は希少価値が高く、その結果、高値で取引される可能性があります。これらの要素は水墨画の価値を大きく左右します。

水墨画の今後の動向

2025年現在、日本国内で完結する作家の作品は厳しくなっていくでしょう。特に日本画家は巨匠作家といえど、ここ20年で著しく相場が下がっています。もちろん、人気がある作家もいますが少数派でしょう。

水墨画とは?特徴・歴史をご紹介

定義

水墨画とは、墨と水を用いて描かれる絵画の一形式で、特に中国と日本の伝統的な技法として知られています。この技法では、基本的に絵の具を使わず、墨の濃淡やぼかし、にじみを駆使して自然の風景や人物、動物などを表現します。墨だけで明暗や奥行きを生み出すため、シンプルながらも豊かな表現が可能です。

特徴

水墨画には3つの主な特徴があります。

 

単色表現

墨一色で描かれることが多く、色彩は基本的に使用されませんが、淡い色彩が加えられることもあります。

 

技法の多様性

破墨法(墨をにじませ、柔らかい質感を出す技法)、溌墨法(墨を大胆に散らすことで、偶然性の美を取り入れる技法)、積墨法(複数回墨を重ねることで、濃淡のコントラストを強調する技法)など、さまざまな技法が存在し、筆の運びや墨の濃淡によって多様な表現が可能です。

 

自然の表現

自然や風景、動物、人物などを描くことが多く、特に山水画が有名です。自然の本質を捉えることが重視され、再現描写よりも主観的な表現が求められます。

 

また、水墨画は単なる絵画技法にとどまらず、詩歌や書道と密接に関連しており、これらの要素が組み合わさることで、より深い表現が可能となります。特に、詩を添えた水墨画は、視覚的な美しさと文学的な深さを兼ね備えた作品として評価されています。

歴史

水墨画の歴史は古く、中国の唐代(618年~907年)にその起源を持つとされています。宋代(960年~1279年)に大きく発展し、この時期には、自然を題材とした山水画が主流となり、墨の濃淡を駆使した表現が確立されました。日本には、鎌倉時代(1185年~1333年)に禅宗とともに伝わり、独自の発展を遂げました。特に室町時代には、雪舟などの画家が活躍し、日本の水墨画の基礎を築きました。雪舟は、墨の濃淡を駆使して自然を描く技法を大成し、後の水墨画に大きな影響を与えました。江戸時代には、狩野派が水墨画を継承し、さらに発展させました。水墨画は、禅の精神を表現する手段としても重要視され、文化的な価値を持つようになりました。
さらに、現代においては伝統的な自然風景だけでなく、抽象的なモチーフや現代社会のテーマを取り入れたり、デジタル技術や混合素材を活用したりなど、新たな解釈や技法が試みられ、伝統を守りつつも革新が続けられています。

画聖・雪舟の「涙のネズミ」伝説

雪舟は、室町時代に活躍した日本の水墨画家であり、禅僧でもあります。日本の水墨画の基礎を築き、後の画家たちに多大な影響を与えたことから「画聖」とも称されています。周防国(現在の山口県)に生まれた雪舟は、幼い頃から絵を描く才能を発揮し、14歳で京都の相国寺に入り禅の修行を開始しました。その後、禅僧としての修行を続けながら、絵画の技術を磨いていきました。
雪舟に関する最も有名な逸話の一つが「涙で描いたネズミ」の伝説です。少年時代の雪舟は、絵を描くことに夢中になりすぎて叱られることが多かったと言われています。ある日、寺の住職に罰として柱に縛り付けられました。しかし雪舟は泣きながらも、床に落ちた涙を墨代わりにして、足元に一本の草とネズミを描きました。そのネズミがあまりに生き生きとしていたため、住職はその才能に驚き、それ以降は絵を描くことを許したと伝えられています。このエピソードは、雪舟の並外れた才能と、どんな状況でも創作を続ける情熱を象徴するものとして語り継がれています。

高価買取されやすい水墨画の種類

    • 需要がある作家の作品

      雪舟や与謝蕪村などの歴史的巨匠の作品、また現代で人気の高い作家の作品は高値で取引される傾向があります。これらの作品は、美術的価値だけでなく、希少性や収集家の関心が大きく影響します。また、保存状態が良く、来歴が明確な作品ほど評価が上がります。そのため、市場での需要が高い作家の作品は投資対象としても注目されます。

    • 歴史的な価値がある作品

      歴史的価値を持つ水墨画は、買取市場において高価買取の対象となりやすいです。具体的には、著名な画家が制作した作品や、特定の時代に制作され文化的意義が高いものが該当します。例えば、室町時代の雪舟による作品や、狩野派の水墨画は特に評価が高いです。また、保存状態が良好で、来歴が明らかな作品も価値が上がります。これらは、美術的価値に加え、時代背景や歴史的文脈が重視され、コレクターや専門家から高い需要があります。

    • 作家の代表的なモチーフ

      水墨画の高価買取において、その作家の代表的なモチーフが描かれているかも重要です。例えば、雪舟の山水画や狩野派の風景画など、作家の個性や技法が最も反映されている題材は、芸術的価値が高く評価されます。また、これらの作品は市場での需要も高いため、収集家や美術館からの注目を集めやすい点も価格に影響します。さらに、保存状態や希少性も買取価格に影響を与えるため、購入時の状態確認も重要です。

水墨画のお役立ち情報

記事一覧

獏で買取できる商品一覧

水墨画買取は獏にご依頼ください

お手元の水墨画が作家の代表作や特徴的なモチーフであれば、市場で高い評価を受ける可能性があります。特に、雪舟や狩野派など著名な作家の作品はコレクターからの需要が高く、希少性が認められることで査定額が上がることが期待できます。当社では専門知識を活かして適正な価格をご提案いたします。
古い水墨画でも、保存状態や時代背景によって価値が見直されることがあります。色あせやシミがあっても、市場では修復を前提に需要がある場合も多いです。処分を考える前に、ぜひお気軽に美術品買取専門店獏へご相談ください。