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銀瓶・銀製品買取

銀瓶・銀製品の特徴とは

白く輝く銀は軟らかくて傷つきやすいうえに黒く変色しやすい性質を持つために、扱いがむずかしい面もある貴金属です。そのため、普段使いにはせずにしまいっぱなしにしている方も多いのではないでしょうか?

もし、使わないままにしておくのであれば、思い切って売却することを検討してみることをおすすめします。銀は貴金属としての価値だけでなく、古い時代の銀瓶などは骨董品や工芸品としても人気ですから、思わぬ高値になることもありえます。

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職人が一つ一つ手づくりするために高い技術が必要

銀製品には工業製品として大量生産されるものだけでなく、伝統的な技法によって作られる1点ものの工芸品もあります。

銀瓶の場合、一枚板や塊の銀を叩いて整形する鍛金、鏨(たがね)で彫るなどして装飾する彫金といった技法を使って、銀師(しろがねし)と呼ばれる職人が1つ1つ丹念に制作します。
手作業で時間をかけて作られることもあって、工芸品としての価値が高く、市場でも高級品として流通しています。

貴金属でありながら日常生活に馴染みがあり種類は様々

貴金属の一種である銀は宝飾品はもちろん、食器やカトラリーといった日用品にも多用されています。

銀は反射率がきわめて高く、食器に使うと食卓を明るく華やかにするのが持ち味です。また、ものの味を変えないことから銀瓶で沸かしたお湯を好む方もいますし、キャビアを食べる際には銀製のスプーンを使います。

一方、銀には空気中の硫化水素と反応して黒ずむ性質があるのを気にして使用をためらう方も多いようですが、実は日常的に使っているほうが黒ずみは起きにくいです。つまり、貴金属ではあっても日常生活に馴染む素材だとも言えます。

銀瓶・銀製品の種類

日常生活で使う銀製品には、食器やカトラリー、指輪やネックレスといったアクセサリー類のほか、記念硬貨、トロフィーなどがあります。
また、骨董品、工芸品としては銀瓶をはじめとする茶道具、香炉、仏像、酒器と、数え上げればキリがなくなるほど多種多様な銀製品が存在しています。

銀瓶

銀瓶はやかんや鉄瓶と同じくお湯を沸かすのに使う茶道具で、江戸時代の初期より作られはじめたようです。
権勢や富の象徴でもある金と違って、銀は豪奢ではあっても派手すぎないところが「わび・さび」につうじ、またお湯の味を変えないことも好まれる理由となっています。

古びて変色し渋い光沢となったものを「いぶし銀」と言い、落ち着いた高級感が楽しめます。また、意図的に変色させて仕上げたものもあります。

食器・盆

銀は砒素に不純物として含まれる硫黄分に反応して黒ずむことから、毒殺を恐れる中世ヨーロッパの王侯貴族のあいだで皿や盃などの食器に銀製のものが使われるようになりました。
抗菌効果があることも古くから知られており、銀の食器を使うことには疫病から身を守る意味合いもあったようです。
また、銀はとても反射率が高い素材で、銀の食器は食卓を明るくすると言われています。まだ蝋燭などしか灯りがなかった時代、銀の食器がどれほど映えたか想像もできません。

カトラリー

ナイフやフォーク、スプーンといったカトラリーにも銀製のものがあります。食器の多くが焼き物に変わった今でも、ちょっと高級なレストランなどでは銀のカトラリーがよく見られます。
ただし、純銀は軟らかいために変形しやすく、また傷つきやすいこともあって、多くは銅などを混ぜて硬くしています。
銀製品に「925」などと数字が刻印されているのを見たことがあるかもしれません。これは銀の純度が92.5%、残りの7.5%は銀以外の金属が混ぜてあることを意味します。また、ナイフの刃の部分も摩耗を抑えるために別の金属が使われていることがあります。

コイン・トロフィー

銀貨は古代エジプトで登場し、古代ギリシャ・ローマ文明で金貨に次ぐ高額貨幣として使われました。日本では石見銀山が発見されて銀の産出量が増えた1500年代、そして江戸時代には広く流通していました。
金銀本位制がなくなった現代ではコレクター向けの記念貨幣として少量が発行される程度です。
一方、スポーツ大会の優勝者などに贈られるトロフィーは、もとはギリシャ、ローマ時代に戦功をたたえるために作られたものでした。近年のものであれば、銀の純度を示す刻印が打たれていることが多いです。

置物

七福神や干支の動物などの縁起物をはじめ、さまざまな置物にも銀は使われています。
西洋では古くから魔除けの効果があるとされており(吸血鬼や狼男との戦いでは銀の弾丸が使われます)、家族の生命や財産を守る意味合いでも銀製の置物は需要があったのです。
銀メッキや銀箔貼りであればコストも抑えられますから、安価なものも広く流通しています。

価値がつく高価買取されやすい銀瓶・銀製品

銀製品の値打ちは貴金属としての価値だけでなく、作者によっては工芸品として、また古いものには骨董品としての価値もあります。ものによっては買取業者から100万円を超えるような価格を提示されることもありえるのです。
では、どのような品が高価買取となるのでしょうか。例をあげて解説します。

石黒光南(銀瓶)

石黒光南(いしぐろこうなん)は近年の日本を代表する金工家です。初代は1946年から「光南」を名乗り、内閣総理大臣賞、東京都知事賞、通商産業大臣賞などを受賞しました。

現在は初代の実子が2代目光南を襲名しており、初代から受け継いだ「霰打ち(あられうち)」の技法を得意としています。霰と呼ばれる突起は1つ1つ手作業で内側から打ち出すため、非常に手間がかかります。光南の作品は整った霰模様の美しさに加えて、堅牢で実用性が高いことでも人気があります。

秦蔵六(銀瓶)

秦蔵六(はたぞうろく)は江戸時代の末期に名を馳せた鋳金家で、現在は6代目が青銅器作家として知られています。代々蝋型鋳造を得意とし、初代は孝明天皇の御印、徳川慶喜の金印、明治天皇御璽・大日本国璽の鋳造など、多くの功績を残しています。

蝋型鋳造は緻密で美しい文様を表現できる技法です。しかし、1つの型から1つの作品しか作れず、しかも鋳造後に長い時間をかけて磨き上げることで完成します。そのためもあって、歴代の蔵六の手による銀瓶は市場でも高値で取引きされています。

竹影堂栄真(銀製品)

竹影堂(ちくえいどう)は京都を代表する京錺(きょうかざり)の工房で、ルーツは江戸時代の末期にさかのぼります。4代目となる竹次郎は故有栖川宮殿下より「栄真(えいしん)」の号を賜り、現在は4世榮眞がその名と技術を受け継いでいます。

銀はもちろん、さまざまな金属を用いて茶道具や香炉、酒器、アクセサリーなどを制作しており、繊細で温もりのある作風が持ち味です。釣香炉がよく知られていますが、銀瓶なども高値で取引きされています。

掛け軸の買取参考価格

作家名 モチーフ 買取相場
上村松園 美人画 50〜700万
横山大観 富士図 50〜1000万
橋本関雪 〜300万
竹久夢二 美人画 50〜250万
棟方志功 不動明王 〜300万
不詳 仏画 3万〜
即中斎 〜15万
井上有一 30〜150万

銀瓶・銀製品の買取実績

  • 橋本関雪
    橋本関雪 買取価格:10万円
  • 川合玉堂
    川合玉堂 山荘月明 買取価格:29万円
  • 川合玉堂
    川合玉堂 梅鶯 買取価格:11万円
  • 松林桂月
    松林桂月 松図 買取価格:6万円

銀瓶・銀製品を高価買取してもらうポイント・注意点

銀製品には工芸品や美術品、骨董品としての価値もあります。人気のある作家の作品ともなれば、驚くほどの高値で買い取ってもらえるかもしれません。銀瓶などの銀製品の売却を検討される場合、どのような点に注意すればいいのかを紹介します。

作家が分かるような鑑定書・付属品が保存されている

銀製品は誰が作った品物なのか、どのような細工がほどこされているか、保存状態はどうかといった点によって評価が変わり、買取価格も大きく変動します。
たとえば古い銀瓶で有名作家のものであれば、買取価格が50万円を超えることもめずらしくありません。しかし、作家名がわかるような共箱や鑑定書などの付属品がないと、半額程度の査定になってしまうこともあります。

もちろん、付属品がなくても買取自体は可能ですが、もし共箱や鑑定書が残っているのであれば、品物とセットで査定を受けることをおすすめします。

経年劣化ではない汚れや傷を残さないようにする

品物の状態の良し悪しも買取価格に影響します。

傷やヘコミがあると、残念ながら査定額が2〜3割ほど下がってしまいます。変色も状態がひどいと査定額を1〜2割ほど下げる要因となります。
軽い汚れやくすみであれば銀製品用のクロスやクリーナーを使えばきれいにできるでしょう。ただし、細かな細工のあるものは扱い慣れていないとかえってダメージを与えかねませんので注意してください。
また、保存状態がよくない場合、時間が経つほど状態が悪くなりがちですので、なるべく早めに鑑定を受けることをおすすめします。

銀瓶・銀製品の買取の3つの査定方法

絵画・美術品の査定は、当社では3つの方法をご用意しております。
お急ぎの場合や相続・贈与などで作品の詳細が分からない場合は、電話でのお問い合わせがおススメです。
忙しくて日中電話できない方や作品や資料の画像をお持ちの方はメール・LINEでのお問い合わせをお待ちしております。
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獏で買取できる絵画・美術品

絵画・美術品の中でも、当社では以下の品目を特に強化買取しております。一般的に「美術品」と呼ばれるものにも様々なジャンルがありますが、代表的なものだけ掲載させていただいています。当社では自信を持ってご提案し続けることができるジャンルのみを厳選し、知識の維持・向上に日々努めているため、安心してお問い合わせください。作品によっては売る時期や、売る地域によって評価が異なるケースもあります。全国に十分な販路があるからこそできる買取金額をご提案させていただきます。
  • 現代アート
  • 新作陶磁器
  • 茶道具
  • 骨董・古美術
  • 彫刻・ブロンズ
  • 西洋陶磁器
  • 掛け軸
  • ブランド食器
  • 中国美術

その他買取できる美術品

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