セーブルスタイル

高く売れるだけじゃない
お客様に選ばれる理由

査定時点の最高値で買取

美術品や骨董品の相場は日々変動。市場動向をリアルタイムで把握し、査定時点の最高評価額で買取いたします。

価値を正しく見抜く査定力

累計5万点・10億円以上の買取実績。豊富な経験のある専門の査定士が作品の価値を正しく見極めて、高額買取につなげます。

  • staff01

    査定歴13年:小林
    得意分野は美術品全般

  • staff02

    査定歴6年:山本
    得意分野は九州エリアの陶磁器

  • staff03

    査定歴4年:立石
    得意分野は現代アート

  • staff04

    査定歴3年:正村
    得意分野は絵画・陶磁器

  • staff05

    査定歴2年:楜澤
    得意分野はファインアート

高額査定の裏付となる販路

美術館、愛好家、ギャラリー、オークションなど、高く評価してくれる売却先との独自のつながりがあるからこそ、お客様の大切な作品を適正以上の価格で査定することが可能です。

セーブルスタイル買取のよくある質問

  • 使用感がある場合でも買取してもらえますか?

    多少の使用感があっても買取可能です。ただし、保存状態が買取価格に影響するため、ヒビや欠けなどの状態によっては査定額が著しく下がる傾向です。

  • セーブル1客だけしかありませんが、買取できますか?

    セーブル1客でも買取可能です。フルセットに比べて買取価格は低くなりますが、精一杯評価させていただきます。

  • 本物かどうかマークをみてもわからないのですが、一度見てもらえますか?

    もちろん、セーブルのマークの確認はお任せください。製造年代やシリーズごとに異なるマークが使われるため、判断が難しい場合もあります。専門のスタッフが丁寧に確認いたします。

  • セーブルの他にマイセンやウェッジウッドなどがあるのですが、まとめて査定はできますか?

    はい、セーブルに加えてマイセン、ウェッジウッドなど他のブランド品もまとめて査定可能です。複数のブランドがあれば、ぜひ一緒にお持ちください。専門知識を持ったスタッフが、丁寧に査定いたします。

獏の想い

staff01

美術品は文化であり、後世に残すべきもの

美術品にはそれぞれの価値があり、適正な評価が必要です。専門外の業者に処分されることなく、適切な査定で次の世代へ繋ぐお手伝いをいたします。

株式会社獏代表

高価買取されやすいセーブルスタイルの種類

      • セーブルスタイルのカバー付き花瓶の作品写真

        飾り壺などの大作

        人物や風景などの絵付けが作品側面に描かれている飾り壺は高価買取が期待できます。作品としてのクオリティ、歴史的な価値などを加味して精一杯評価させていただきます。

      • セーブルスタイルのコーヒーと紅茶のサービスの作品写真

        セットの点数が多い

        点数は多ければ多いほど評価しやすいです。有名なシリーズで1客よりも定番のシリーズで数がある方が高価買取は期待できるでしょう。主にカップ&ソーサー6客、皿、ミルク入れ、シュガーケース、ポットなどのフルセットが好まれます。

セーブルスタイルを高く売るポイント

保存状態の良さ

セーブルの食器や花器の状態は、買取価格に大きく影響します。新品未使用に近い状態で、キズや汚れ、欠けがない場合は高価買取が期待できます。逆に、修復が必要な状態や欠損があると、査定価格は大きく下がります。

人気のシリーズや作家の評判

セーブルの中でも特に希少なシリーズは市場での需要が高いです。例えば、「アガサブルー」や「ファットブルー」のような高級シリーズは、その希少性から高価買取の対象となりやすいです。

バックスタンプの確認

セーブルの製品にはバックスタンプ、すなわち窯印が施されています。この窯印は製造年代や真作であることを示す証拠であり、査定時にはこのバックスタンプをしっかりと確認します。

セーブルスタイルのバックスタンプの写真

付属品やセットの確認

セット商品を査定に出す際には、一式揃った状態であることが望ましく、欠けている部分がないことで高価買取が期待できます。箱や証明書などの付属品やセットの状態を確認し、一緒に査定に出すことが大切です。

セーブルスタイルの今後の動向

2025年現在、バブル期と比べるとかなり安い金額で推移をしています。人気シリーズや珍しい作品は依然として高価買取が期待できます。一方、シンプルなカップ&ソーサーなどのベーシックなアイテムは買取価格が厳しい状況です。

セーブルスタイルとは?特徴・歴史をご紹介

定義

セーブルスタイルとは、18世紀フランスで発展した「セーブル磁器」に由来する陶磁器の装飾スタイルを指します。特に王立セーブル窯で制作された磁器に見られる、華やかな色彩と精緻な筆致が特徴です。青と金を基調とした配色や、花や神話的シーンを描いた装飾などがよく見られ、エレガントで芸術性の高い磁器として広く認知されています。

特徴

セーブルスタイルの特徴は、華やかで繊細な装飾と高級感のある色使いにあります。特に「ブリュ・ド・ロワ(王の青)」と呼ばれる深い青色と金彩の組み合わせが代表的で、視覚的な美しさと気品を演出します。ロココ調の影響を受けた曲線的なフォルムや、花、天使、神話のシーンなどが描かれる装飾モチーフも魅力の一つです。金盛りや絵付けの技術が非常に精緻で、芸術性の高い作品が多く見られます。

セーブルスタイルの花瓶(一対)の作品写真

歴史

セーブル磁器の原点は1738年に設立されたフランス・ヴァンセンヌ窯にあります。その後、ルイ15世とポンパドール夫人の庇護を受け、王立セーブル製陶所として成長しました。年間生産数はわずか6000点程度。極めて高い品質基準で生産されていたため、現在でも「幻の陶磁器」と称されるほど希少価値があります。
ナポレオン失脚後の1815年頃から、セーブルの技法を模倣した「セーブル風」の陶磁器が各地で作られ始め、セーブルスタイルは19世紀初頭から中頃にかけて大流行します。産業革命の影響で陶磁器の大量生産が可能となったことにより、高級磁器だったセーブル磁器が一般家庭にも浸透していきました。

セーブルスタイルとポンパドゥール夫人の関係

フランソワ・ブーシェのポンパドゥール夫人(油彩)の作品写真

セーブルスタイルの発展には、ルイ15世の公式愛妾であるポンパドゥール夫人(ジャンヌ=アントワネット・ポワソン)の存在が欠かせません。彼女は18世紀フランスの芸術と文化のパトロンとして知られ、セーブル焼の成長を強力に後押ししました。
1751年、夫人の進言によりセーブル窯はフランス政府からの公式な支援を受け、王立製陶所としての地位を確立。これにより、セーブル焼は国家による独占的な製造体制のもとで発展を遂げました。1756年にはパリ近郊のセーヴルに工房を移し、より高度な技術や芸術的表現が追求されるようになります。
ポンパドゥール夫人の審美眼は、セーブル磁器のデザインにも大きな影響を与えました。彼女の好みであったロココ様式の装飾性は、華やかな金彩や繊細な色彩表現に反映され、「ポンパドゥールピンク」や「ブリュー・ド・ロワ(王の青)」などの象徴的な色が誕生しました。
さらに、夫人は多くの芸術家や科学者をセーブル窯に招き、絵付け技法や焼成技術の向上に尽力。こうした支援により、セーブル磁器は王侯貴族に愛される高級陶磁器へと進化し、フランスの宮廷文化を象徴する存在となったのです。

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獏で買取できる商品一覧

セーブルスタイル買取は獏にご依頼ください

セーブルスタイルの陶磁器は、その華やかさと高級感から国内外のコレクターに人気があり、市場での価値も安定しています。特に「アガサブルー」や「ファットブルー」といった独特の色合いを持つ作品は、高額でのお取引も期待できます。当社では、細かな装飾や歴史的背景をふまえたうえで丁寧に査定し、正当な価格でご提示いたします。
お家に眠っているセーブルスタイルの作品、実は想像以上の価値があるかもしれません。ヒビやスレがある場合でも、技法やモチーフ、製造時期など総合的に見て評価します。是非、お気軽に美術品買取専門店獏へご相談ください。